日本原子力学会「二相流計測データベース整備・評価」研究委員会
平成14年度 第4回委員会 議事録

1.
日 時 : 平成15年2月18日(火) 2時00分〜17時00分

2.場 所 : 工学院大学 28階 第3会議室

3.出席者(敬称略、順不同):師岡(東芝)、小泉、大竹(工学院大)、浜田(サイクル機構)、
井坂、池野(原燃工)、賞雅(東船大)、宇津野(NUPEC)、大川(阪大)、西野(横国大)、
秋葉(東芝)


4.配布資料:
資料 4−1 議事次第

資料 4−2 前回議事録
資料 4−3 二相流文献データベース作成フォーマット
資料 4−4 二相流データベース 大項目の担当委員(案)
資料 4−5 二相流文献データベースの作成例(ボイド率)

5.議 事 :
5.1      前回議事録の確認
 資料4−2を用いて前回議事録の確認を行った。
5.2 今後の活動についての検討
 主査より、資料4−3,4−4,4−5を用いて、二相流文献データベース作成フォーマット、二相流文献データベースの作成例およびデータベース作成担当案について説明があり、それらについての検討を行った。決定したことを以下に示す。

@ 主査より、資料4−3 二相流文献データベース作成フォーマットに関しての訂正があった。中項目の不安定性は基本的な物理量に移す。

A   資料4−3のフォーマットを元に、各大項目の担当者で検討し、改良を加える。

B   将来的にも本データベースを活用可能とするため、データ更新が容易なソフトとする。また、本データベースの最終報告はCD−ROMなどの電子情報のみでなく、原子力学会への最終報告書として紙としても残しておく。データ更新のため、本委員会を定期的に再立ち上げする必要がある。

C   キーワードによりデータが検索できるソフトとする。

D   本委員会にて作成するデータベースの公開文献検索との大きな違いは、二相流の専門化が信頼できるデータを推奨することである。

E   無次元データは物理量データに還元可能なものを掲載する。

F   データベースソフトの作成は業者に依頼する。

G   データベースソフトの検討グループを設けることを検討する。

H   データは基本的には数値データを載せる。但し、数値データが無い文献が多いので、その場合はグラフを掲載する。

I   資料4−4 二相流データベース 大項目の担当委員(案)については、各委員にメールにて確認する。

5.3 トピックス
 NUPEC 宇津野さんより、「環状噴霧流における液膜ドライアウトの予測に関する研究」について説明があり、環状噴霧流開始点についての議論があった。

5.4 次回委員会
 平成15年度の第1回は4月末から5月中頃に開催する。詳細は決まり次第、メールにて委員の方々にご連絡する。