平成12年4月24日

日本原子力学会

「二相流計測に関連する評価」研究専門委員会

 

平成11年度 第五回委員会 議事要録

 

日時 平成12年2月2日(水)  13:30〜17:30

場所 工学院大学 新宿校舎 第3会議室(28F)

 

出席者: 小泉(工学院大)、師岡(東芝)、池野(原燃工)、堀(三菱重工)、賞雅(東商大)、岡本(東大)、笠原(NUPEC)、越塚(東大)、高木(東大)、末村(三菱重工)、折井(日立)、安濃田(原研)、高橋(東工大)、西野(横国大・オブザーバー)、町田(横国大院・オブザーバー)、大竹(工学院大)

                全委員23名(オブザーバー2名)中16名(敬称略)

 

配布資料

 5−1   平成11年度 第四回委員会 議事録(案)

 5−2   「二相流計測」の進め方 ミクロスコピックな観点から

 5−3   マクロ領域二相流解析と計測、調査項目

 5−4   軽水炉メーカでの具体的なまとめ方の草案

 5−5   二相流計測と二相流詳細シミュレーションについて

 5−6   分散二相流の画像計測と数値予測

 5−7   実施作業案(小泉主査案)  (委員会中配布)

 

5. 資料の確認と番号付け、本日の議事の確認および前回の議事録の確認

 本日の議事の確認に引き続き、前回(第四回)の議事録の確認が行われた。

 

1.今後の方針について

 資料5−2〜5に沿って、岡本・賞雅委員(資料5−2)、越塚委員(資料5−5)、安濃田委員(資料5−3)、師岡委員(資料5−4)より、今後の具体的なまとめ方(調査項目等)についての草案が解説された。これら草案の解説の後、各委員から、@解析モデルに対するチューニングパラメータの有無、Aミクロとマクロの分け方、等について、議論された。

 これら草案を受けて、小泉主査より、“この委員会の目的として、二相流計測および二相流シミュレーションのデータをまとめること”が確認され、“この委員会の期間を一年間延長すること(特別専門委員会化:未定)”が提案され、各委員から了承された。

 その後、小泉主査より、具体的な実施作業案(資料5−7、委員会中配布)が提案され、各委員からの自由討論に移った。なお、議論中、本委員会の報告書は原子力学会より出版の方向であることが確認され、文献からの図および写真等の転用時に生じる著作権等の問題に関しては原子力学会を経て手続きする旨提案された。

 

 以上の意見交換を経て、次回の委員会までに各委員がフリーフォーマット形式で(各委員の興味のある分野で)物理量を抽出し、その結果をE-mailで回覧することになった。なお、回覧が簡便になるように委員会のメーリングアドレスを作ることが提案され、岡本委員に依頼された。これら物理量の抽出結果をもとに、次回委員会では、項目をチェック、続いてワーキング・グループを作る方向性が小泉主査より提案された。

 

2.話題提供

2.1 東京商船大学での二相流研究(賞雅委員)

 賞雅委員より、東京商船大学賞雅研究室の紹介に続き、「東京商船大学(賞雅研究室)での二相流研究」について報告された。主な内容は、@新型舶用炉に関連する高温・高圧水の接触現象(フラッシング・凝縮)、A超親水面、Bステレオ画像計測法による気泡挙動の観測、Cレーザーフォーカス変位計を用いた流下液膜上の波の特性に関してであり、それらの手法および実際の計測結果の紹介が行われた。

 

2.2 分散二相流の画像計測と数値予測(オブザーバー:西野氏、町田氏)

 「分散二相流の画像計測と数値予測」について、その画像計測に関してについて西野氏より、その数値予測に関して町田氏より報告された。主な内容は、画像計測に関しては、ステレオ撮影法(SIT)を用いた水噴霧の速度計測および水衝突噴流中の固体(ガラス)粒子挙動の計測についてであり、乱流特性量も併せたそれらの計測結果について紹介された。数値予測に関しては、粒子挙動にLagrangian手法を利用した円管内分散二相流および浸漬衝突噴流系分散二相流の数値シミュレーションの計算結果について紹介された。

 

3.その他

1)今後のスケジュール

 今後のスケジュールとして、

4月 フレームワーク・ワーキンググループ作り、6月 ワーキンググループ提案、8月 報告、11月 執筆項目、1月 執筆依頼、この後、半月〜1年 執筆、

の提案が小泉主査より行われた。

 

2)各委員への宿題の確認

 各委員が、物理量・条件およびその背景・モチベーション等を抽出すること、その抽出結果を4/17(月)までにメーリングアドレスに送信し、回覧することが確認された。

 

3)次回の予定

 次委員会の話題提供者として、“笠原委員(NUPEC)、笠原委員(NUPEC)、”の2名が確認され、次々回の話題提供者の一人として、“高橋委員(東工大)”が選ばれ、承諾された。なお、次委員会の開催日時として、“4/24(月) 13:30〜17:30”が決められた。開催場所は、工学院大学・新宿校舎の予定である。

以上