平成12年8月30日
日時 平成12年6月28日(水) 13:30〜17:00
場所 工学院大学 新宿校舎 第7会議室(11F)
出席者: 小泉(工学院大)、師岡(東芝)、池野(原燃工)、浜田(サイクル機構)、
笠原(NUPEC)、マチダエドガーアオキ(横国大・西野代理)、越塚(東大)、
安濃田(原研)、西田(日立)、末村(三菱重工)、大竹(工学院大)
全委員23名(オブザーバー1名)中11名(敬称略)
配布資料
7−1 平成12年度 第一回(第六回)委員会 議事録(案)
7−2 担当者・執筆者一覧案(小泉主査)
7−3 解析コードの検証に必要なデータ・サブチャンネル解析(池野委員・原燃工)
7−4 原稿フォーマットおよびスケジュール案(小泉主査)
7−5 NUPECでの二相流研究について(笠原委員)
参考資料 INS文献数の推移(小泉主査)
7. 資料の確認と番号付け、委員の変更と新委員の紹介および前回の議事録の確認
菅原委員(サイクル機構)の交替で新委員になられた浜野委員(サイクル機構)の紹介が行われた。
引き続き、小泉主査より、INS文献数の推移が紹介され、90年度をピークに減少し99年度に至り激減している現状が説明された。小泉主査より、現状技術の報告書を残す重要性が補足された。
前回の議事録の概要が大竹幹事より説明され、議事録の確認が行われた。
1.今後の具体的な方針に関して
小泉主査より、本日の議論の確認が行われた。これまでの議論より本委員会の目的の大きな二つの流れとして、@二相流の計測技術をまとめること、および、A解析コード・数値シミュレーションの検証に必要なデータベースをまとめることが確認された。
1) 計測技術について
小泉主査より、資料7−2担当者・執筆者一覧案の概要説明の後、今委員会で表を完成させることが提案された。特に、資料7−2中の項目について、十分か、および、余計な項目がないかを議論することが説明された。続いて、資料7−4の原稿フォーマットおよび今後のスケジュールについて説明が行われた。なお、本委員会を一年間延長することが併せて確認された。また、小泉主査より、「計測技術について、混相流学会でもまとめを行っているが論文形式である。オーバーラップするが、それぞれまとめるのもよい。」との補足意見が付け加えられた。
この主査案に対して、まず、原稿分量およびフォーマットについて、各委員により議論された。この議論を通して、原稿分量およびフォーマットについて、
・(原稿一単位の)項目は、資料7−2中の内容・キーワード毎で、4ページ×50項目で総200ページ。
・4ページにあまりこだわらず、分量に関して自由度を持たす。
・基本的にWin-Word 98(将来的にはWord 2000)ベース。
・図面等はWordに貼り付ける(コンピュータ・データ化)。
・図および文章の配置は各自判断。(別々でも可。統一しない。)
・章でまとめず、原子力学会予稿集のように一項目づつでまとめる、
等が決められた。
続いて、スケジュール案について、各委員により議論された。これらの意見を受けて、
・印刷費については、師岡幹事が、原子力学会に聞く、
・読み合わせについては、各自の担当を決めて各自で行う、
ことが確認された。
また、項目の検討(追加・修正)については、資料7−2の改訂版(清書版)を仕上げ、これを参照してチェックする、追加・修正があれば幹事に連絡する、旨確認された。
2)データベースについて
引き続き、解析コード・数値シミュレーションの検証に必要なデータベースのまとめについて議論された。
まず、資料7−3について、池野委員より説明が行われた。当該資料とこれまでの資料(参考:前回資料6−3〜6−9)を通して、各委員より意見が交換された。これらの意見を受けて、小泉主査より、@ 各委員の手持ちの(実験)データの整理表と、A 解析側よりほしい情報、を合わせることを念頭に置き、次回委員会(8月)までに、
大学等 実験側よりここまでのデータがある、解析側よりこのようなデータがほしい、
メーカー 実験側より現状のまとめ、解析側より将来このようなデータがあるとよい、
との情報集を資料7−3に基づき表形式で作成することが、各委員に依頼された。なお、抽出表として、資料7−3(池野案)と資料6−3(東芝案)を合わせた表を各委員に送付することが確認された。
また、計測技術に関して、担当者は執筆者を次回委員会(8月)までに決めることが再確認された。
2.話題提供
2.1 NUPECでの二相流研究(笠原委員)
笠原委員より、「NUPECでの二相流研究について」、NUPECの組織とともに二相流に係わる活動が主な結果とともに報告された。主な内容として、@BWR新型燃料集合体熱水力試験およびPWR燃料集合体過渡時熱伝達試験、A機構論的沸騰遷移挙動解析コード、B解析コードの整備(LOCA解析コードの整備、BWR沸騰解析技術のシステム化、反応度事故三次元コードの改良整備およびRIA時のボイド挙動モデル校正試験)について紹介された。
3.その他(次回委員会の予定)
次回委員会の開催候補日が出され、各委員に連絡の後、後日決定することとした。開催場所は、工学院大学・新宿校舎の予定である。また、次回の委員会の話題提供者として、“高橋委員(東工大)[今回持ち越し]、浜田委員(サイクル機構)”が選ばれ、承諾された。
以上